【人生のヒント】運が良くても手に入らないものとは？

「運のいい人になりたい！」と考える人はたくさんいます。もちろん私もその一人です。

運がいい人になりたいという願望は、かっこいい人やお金がたくさんある人になりたい、という願望に近いと思います。たとえば女性にモテたいと思っている人は、その気持ちが表面に表れてしまい、かえって女性に避けられることになってしまうこともありますよね。

そしてお金についてもやっぱり同じなんです。人の役に立ったり、誰かを楽しませることでお金を得ようとする人と、どんな手段でもいいからお金を得ようとする人では、どちらが信頼できるでしょうか？
考えるまでもありませんよね。

だから「運のいい人になりたい！」と自分の願望を強く願ってしまうと、かえって運の悪い状況を引き寄せてしまいます。
また「幸せになりたい！」と強く願ってしまうと、逆に不幸なものを引き寄せてしまうんです。

あなたが本当に幸せになりたいと望んでいるなら、まず今のあなた自身が十分に幸せであることに気付くことが大切です。今の自分がどれだけ満たされているか、しっかりと認めてあげることです。

住む家があって、家族が待っていて、毎日おいしい食事が食べられる。
こういった当たり前のことにもっと感謝してみましょう。

もちろん大きな病気を抱えていたり、たくさんのお金はないかもしれませんが、毎日ちゃんとした生活が送れているというだけでも十分に感謝に値します。

ないものばかりに注目していると、不満の気持ちが溢れ出てきてしまうんですよね。
何かを望むということは、それを所有していないということを自ら認めていることと同じです。

そして本当に運が良くなりたいと願うなら、過去に一番幸せだったときのことを思い出してそのときの気持ちや感情を思い起こすこと。その時の自分がどう行動して、何を得たのかをしっかりイメージして、「自分はなんて運がいいんだろう！」と再認識することが大切です。

それだけで自分を取り巻く多くのことの価値に気付け、新たな幸運のきっかけを引き寄せることができます。

自分のことを自分自身が信じてあげることこそが、運を良くする秘訣なのかもしれませんね！