【雑学のページ】正しい生活リズムが大切!

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今はメンタル疾患を抱える人が100万人以上いらっしゃいます。この数字は病気の症状として病院に通院をしている人の数ですので、その前段階で悩みやストレスに苦しんでいる人はこの何倍の数に登ると推測されます。

メンタル疾患を防ぐには、生活習慣を見直すこと。これに尽きると思っています。
食事のバランスが不規則だったり、生活のリズムが崩れて睡眠不足になると、自律神経に悪い影響が出始めます。
人間は起きている間は、「交感神経」が優位になりアクティブに行動できますが、眠りにつく頃は「副交感神経」が優位になることでリラックスして眠ることができます。この2つの神経の切り替えがスムーズにいかないために、身体にも心にもよくない兆候が出てくるのです。

正しい生活習慣と聞いて、まず思い浮かぶのが「体を動かすこと」「バランスの良い食事」「十分な睡眠時間」だと思います。

みなさん週にどれくらいの運動ができているでしょうか?
目安として週に2時間30分以上の有酸素運動(長時間にわたって続けることのできる、それほど負荷の高くない運動)が必要だと言われています。一日の目安としては20分というところでしょうか。

近年のさまざまな研究結果をみても、運動習慣がある人とない人ではメンタル疾患の発症率に顕著な違いが確認されていますね。

具体的な運動をあげるとすれば、ランニングやプール、それも大変だと感じるなら散歩や自宅でできるストレッチや筋トレでも構いません。できるだけ習慣として続けられるものを見つけてください。

次にバランスの良い食事ですが、ネットでちょっと調べるだけでも「1日2食がいい」とか「〇〇だけでかんたんダイエット」などの文言が目に入ってきます。
ですが基本となるのは1日3食を朝・昼・晩の決まったタイミングでとることが重要です。

また食事のスピードも大切で、早食いの人は噛む回数が普通の人と比較して少ないということもわかっています。朝は時間がなくてなかなか難しいと思いますが、しっかり噛む習慣を身につけていきましょう。どうしても時間がない!という方には、栄養バランスがよいバナナをおすすめします。

最後の睡眠時間については、ご説明するまでもないかもしれませんね。みなさんもご経験があると思いますが寝不足の朝ほどつらいものはありません。集中力は散漫でミスも起きやすいですし、とにかく疲れやすく、モチベーションを保つことすら難しい。
これらの原因は、睡眠時間が少ないか、睡眠の質が低下(しっかり眠れていない、寝付きが悪い)している場合はほとんどです。

不眠状態が1年以上継続している場合、健康な人と比較してメンタル疾患の発症率が40倍ほどの違いが認められています。もしストレス状態になったときも、十分で質の良い睡眠が確保されていれば、そのストレスに打ち勝つことができます。
睡眠時間とメンタルには切っても切れない関係性があるといえますね!

 

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