【雑学のページ】ストレスの正体を知ろう!

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あなたが何かに不安を感じて苦しんでいるとき、脳の中ではノルアドレナリンと呼ばれる脳内ホルモンが分泌されています。

ノルアドレナリンは、「意欲、活動性、積極性、思考力、集中力」をつかさどるため、低下すると意欲低下型のうつ状態に陥ります。
また分泌が過剰となると、攻撃性・イライラ・不安感につながったり、不眠や交感神経症状(動悸・血圧上昇など)が起きたりします。
このようにノルアドレナリンの効果によって、内向的か外交的かの違いはありますが、不安からどうにか身を守ろう(対処しようという)とするエネルギーが生まれることになります。

人間が不安を感じるのは、今ある状況を自分の力だけでは解決できないと思うときです。その状況から早く抜け出したい・逃げ出したいと、本能レベルで感じているのです。
そしてその不安は思いを巡らせることで増幅していき、夜ベッドに入ってからもなかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなったりするのです。

この状態はまさに自分で正しく考えたり、判断したりができない思考が止まっている状態だといえます。
悩みのタネはどんどん膨らんでいくのに、そこから一歩も動くことができないのです。

お気づきですよね?
行動していないから現実の世界は何も変わらないのです。

ですからその状態から抜け出す唯一の方法は、「行動すること」なんですよね。
行動するだけですべてが解決することはないと思いますが、今感じているストレスとしっかり向き合う余裕やきっかけが生まれてくるはずです。

悩みを抱えている人の多くは、どの状態から抜け出すために、書籍、インターネット、口コミなどあらゆる方法でその対処法を調べています。しかし一向に抜け出すことはできません。

理由はシンプルです。やはり行動していないからです。

いくら頭のなかに知識や情報を詰め込んだところで、それを現実の行動に移さない限りは何も変わりません。自分自身にも変化など起こらないのです。

得られた知識があるのならば、現実を変えるアクションに繋げていきましょう。歩みはゆっくり少しずつで大丈夫です。その積み重ねによって悩みを抱えている状態から抜け出す糸口が見つかります。

具体的な行動は至ってシンプルです。
まずはこの3つから始めてみましょう!

・書き出してみる
悩みを書き出してみると、自分でも意外な発見があります。思考も整理され、悩みの本質が明確になります。
毎日日記をつけることもおすすめです。その日その日の気づきや感情を時系列で記録することで、一人でも振り返りが簡単にできます。

・人に話してみる
いきなり悩みを誰かに話そうとしても、なかなか難しいですよね。そんなときは雑談をするだけでもいいので、人と話す時間を持ちましょう。
話す相手にもよりますが、前向きな質問をされることによって、ストレス状態から抜け出すことが早まったりします。

・具体的な行動をとる
これが最初にできれば一番いいのですが、悩みを抱えてモヤモヤしている人に、「何でもいいから行動しろ!」と言っても無理ですよね。
ただ行動の範囲には、単純に体を動かすということも含まれます。
何かに思い悩んだときは、ちょっとまわりを歩いてみる。夕食の前に軽いランニングをする。
たったこれだけでも、あなたの思考はだいぶスッキリするはずです。ぜひやってみてくださいね。

この3ステップで行動ができたとしても、一過性の行動では効果が期待できません。
できることなら習慣になるくらい継続しましょう!

習慣というと、早起きや整理整頓など続けられなくてネガティブなイメージを持つ方もいると思います。習慣化できない最大の要因は、目標と現実の心理的なギャップです。実際の行動が理想とかけ離れていて、そこを一気に目指そうとするから続かないのです。

例えば早起きを習慣にするために、毎朝7時に起きていた人が5時に起きようとすると、当然かなりつらくて3日も続かないと思います。

まず取り組んで欲しいのは、15分程度の早起きからです。そしてこれも毎日できなくても落ち込まないこと!今週は7日のうち3日もできた!というプラス思考が重要です。

目標に対して階段を1段ずつ登っていくイメージが大切なんですね!

 

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