【人生のヒント】何でも一人で抱え込まない!!

人生のヒント

 

さっきの手順で悩みやストレスが解決できればそれに越したことはありません。でも実際には自分だけでは解決できないことの方が多いのではないでしょうか。
そんなときは躊躇しないで、信頼できる人に相談してみましょう。

相談できない人の心理状態としては、2種類ほどあります。

まず相談することに引け目を感じてしまう方。
これは言い換えると相談することで相手の負担になることを懸念しているということです。奥ゆかしい日本人ならではの考え方だとも思います。

そしてもう1点、相談しても何の助けにならないと思い込んでいる方。
確かにご家族間の悩みやストレスであれば、そのご家族にしか話してもわかってもらえないことがほとんどしょう。
でも悩みやストレスの要因がなくならないとしても、相談して話を聞いてもらうことでかなりの部分で緩和されていくということがわかっています。

ほとんどの人がカウンセラーさんなどの専門家に相談することで、アドバイスがもらえたり、実際の解決方法を知りたいと思うはずです。それは確かに専門家に聞くことによるメリットだと思います。
しかし、家族や友だちにただ話を聞いてもらうだけでも、不安感やストレスをある程度解消することがわかっています。まずは人に話してみましょう。

では具体的な相談の仕方を説明していきますね。

step.1 相談(信頼)できる人を見つける
相談しない理由を尋ねると、まわりにそんな人がいないんです!という回答をする人がたくさんいらっしゃいます。確かに悩みやストレスの相談というと、ややプライベートな内容となることが多く、相談しにくい、とかこんなことを感じる自分が変なのかな?なんて思ってしまいますよね。

あなたの力になってくれる人は必ずいます。その人はあなたがどんなことを言ってもむげに扱ったりすることはないでしょう。この人なら何を言っても大丈夫と思える人を1人だけ決めておきましょう。
よく相談できる友だちがたくさんいた方がいいという人がいますが、これだとどの人に相談するかが決め切れないかもしれませんし、真摯に向き合ってくれないのであれば意味がありませんよね。
普段のコミュニケーションがしっかり築けていないと、重いテーマの相談などできるはずもないと思います。

step.2 決断よりも相談を先にする
入社数年でやめていく若者をみていると、上司への相談など一切なく、いきなり退職を切り出す人が多いです。もし事前に相談の場があれば、上司も部署異動や待遇面の改善などの対策が打てたかもしれませんよね。
誰にも相談せずに、人生を左右するような大きな決断をしてしまうとあとあと後悔することになりかねません。相談される側としても、なんで言ってくれなかったんだ?という不信感が残ってしまい、お互いに何も得るものがありません。

あなたが相談することで、初めて気づく部分がお互いに少なからずあります。確かにかしこまって相談することは誰でも気後れしてしまうこと。でもその勇気を出すことで、あなたの人生の方向が変わるのです。ぜひ相談する勇気を持ってください。

ワンポイント:公的な相談先に依頼する
あなたに家族も友だちもいなくて、本当に相談ができないときは、各自治体にある相談先を利用することをおすすめします。もちろん費用はかかりません。
市役所に勤める親戚に聞いたのですが、こういったサービスの存在自体を知らない人がたくさんいらっしゃいます。確かに市のサービスって、本当に困ったときしか調べたりしないですよね。
もしこんな相談しても相手にされないのではないか?という心配があれば、匿名での電話相談などもありますので、それを利用するといいでしょう。

自分だけで解決できる人ばかりではありません。ときには誰かを頼ってもいいのです。
気付いていないだけであなたを助けたいと思っている人はたくさんいるのです。
人は頼られることで、信頼されていると感じて自己肯定感が高まります。だからこの頼るー頼られるという関係性をもっと大切にしていきましょう。

相談するだけで、出口のないと感じる場所に扉があらわれるかもしれないですよね!

 

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