私たちは日々起こる出来ごとに、ついつい一喜一憂しがちです。
でも長い人生においては、何が正しい行動で、何がまちがっていたのか、はその場ではわからないことがほとaんどで誰にも正解はわからないのです。
長生きするほど、良くも悪くもいろんな出来ごとが身の回りに起こります。
地震や台風などの自然災害や経済の混乱といった予想外のできごとが、1度だけでなく2度3度と襲ってきます。自分ではコントロールできないものに固執して、いつまでも悔やんだりするのはやめましょう。
では幸せと不幸はどこで線が引かれるのでしょうか?
実はそんな線引きなんてなくて、どちらもあなたの心の中にいつでもあるのです。
以前触れたようにいつでも幸せな人はいませんし、死ぬまで不幸な人もいません。
そう考えると幸せなときも不幸なときも、ものごとに対する受け止め方のバランスを保つことが大切なんだと思います。
私はこれまでに転職するかどうかを相談されることがたくさんありました。
そのときは本人の表情も暗く、人生に生きる意味を見いだせないという方がほとんどです。
でも数年経って状況をお聞きすると、「とても素晴らしい会社でいきいきと働いています!」と言われたりします。
数年前はこの世界の終わりかというくらいに落ち込んでいても、別人のようにやる気に満ち溢れていて幸せなオーラに包まれています。
つくづく人生というのは何があるかわからないものだなと思います。
もしあのとき環境を変えずにずるずると仕事を続けていたら、今の幸せはなかったわけです。
「たら、れば」を言い出したら、キリがありませんし、すべては結果論かもしれません。
でも確実に言えることは、ある瞬間の結果だけを見て、自分の人生がこれでダメになった、なんて思わないことが大切です。
スポーツでいえば、試合が終わる瞬間までは、結果は誰にもわからないのです。
もし今、不幸だと感じるなら、人生でうまくいかないことばかりに気を取られています。
逆に幸せだと感じるなら、人生の前向きな部分をしっかり見極めることができています。
今幸せだと思える人は、自分の人生の素晴らしさを実感できていて、まわりの人にも感謝ができているといえるんですよね!
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