【仕事のヒント】コーチングに必要なスキルって何?

仕事のヒント

 

 

10月16日は「世界食料デー」だそうです。

1945(昭和20)年、国連食糧農業機関(FAO)が設立されたことを記念して、1981(昭和56)年に制定。飢餓、貧困の克服を目指して、世界各国でシンポジウム、集会、展示会などが開かれています。

 

 

さっそく「コーチング」を取り入れようと思った管理職の方もいらっしゃるかもしれませんが、ただやみくもに対話をしても意味がありません。

そこでコーチングに必須と言われている3つのスキルをご紹介します。

① 「傾聴力」

たいていの人は「この人はこういう人だろうな。」という先入観を持って、人と接しています。

コーチングではこのような思い込みを排除し、相手の本音や真意を汲み取る力がとても重要です。
そのため話を聴くだけでなく、表情やしぐさといった非言語の部分を読み取る力も求められるんですね。

② 「質問力」

対話に具体性をもたせる、問題をもう一歩深堀りする、課題を明確にする。
これらのために様々な視点から質問をしていきます。

どの質問も「相手のために」行うことが前提であって、答えを誘導したり、詰問をすることは絶対にあってはいけません。

クライアントへこれまで考えたことのない「問い」を投げかけることによって、その場で深く思考し、内省(自分自身との対話)を促すことが重要です。

③ 「承認力」( 相手を受け入れる力)

何か新しい提案をした時に、「それは絶対ムリだよ。」と言われたら、それ以上話す気がなくなって、モチベーションも下がってしまいますよね。

コーチがクライアントを承認してくれていると、クライアントもコーチを受け入れることができ信頼関係を構築できます。(心理学用語で「返報性の法則」とも言います。)

相手のどんなささいな発言も、必ず肯定的にとらえ、その意図や考えに耳を傾けることが大切なんです。

コーチングを取り入れようと思った方は、まずはこれらの3つのスキルを身につけるところから始めるのがいいと思います。

でも何をおいてもまずは「笑顔!」
相手に話しやすいと感じてもらうことが大切なんですね!

 

 

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