【仕事のヒント】意外な失敗例?デキる上司は部下と同じ部屋にいる!!

仕事のヒント

 

 

4月28日は「サンフランシスコ平和条約発効記念日」だそうです。

1951(昭和26)年9月8日、サンフランシスコで連合国と日本との間に「対日平和条約」が調印され、翌年の4月28日に発効された。日本の主権が回復された記念すべき日ですね。

 

 

本日もご覧いただき、ありがとうございます♫

 

まず、私の職場であった上司の失敗例を紹介します。

実際にあった話です。

 

Sさんという50代前半の男性の上司がいました。

彼は部下とは別の部屋で仕事をする上司でした。

 

上司が部下と別の部屋にする理由は、さまざまです。

「自分の仕事に専念したい。」

「部下からの不満を聞きたくない。」

「上司らしく、仕事は個室で行いたい。」

そういう理由はもちろんわかります。

 

たしかに上司としては、自分の仕事に専念するために、個室で仕事をする必要もあるでしょう。

しかし、そういう事情があったとしても、本当に別の部屋で仕事をする必要があるのか、あらためて考えることです。

 

上司であるSさんは部下とのコミュニケーションが不足していました。

部下への指示は、ほとんどメールです。

 

ある日、部下にメールを出して「これをしてくれ。」と命令だけをします。

冷たい指示、無理な注文、一方的な進め方など、珍しくありませんでした。

 

部下との話し合いもなく「決めたから」と言って、重要な仕事の内容を独断します。

当然のことながら、部下からの不満は増えました。

 

「上司の意図が見えない。」

「何を考えているのかわからない。」

「仕事の内容に無理がある。」

数えだしたら、キリがありません。

 

「今日、上司は出社しているのか?」という不思議な会話さえ、

部下との間で交わされるようになったほどです。

 

多くの部下が職場に不満を持ち、やめていくことになってしまいました。

上司と部下との関係は、よくない状態でした。

 

その原因の1つは「上司が、部下と別々の部屋で仕事をしていたから」です。

別々の部屋になると、上司と部下の会話が少なくなります。

 

見えなくなると誤解が増え、冷たい職場になってしまいます。

一方、人望を集めるリーダーは、部下と一緒の部屋で仕事をします。

 

多少環境が悪かったり、狭かったりしても、一緒にすることが大切です。

 

部下の近くで仕事をしないと、部下の顔が見えません。

体調が悪いときには、部下に「大丈夫?」という心配する言葉もかけられるでしょう。

 

近くにいるからこそ、部下に話しかけやすくなります。

部下の性格もわかれば、人間関係にもよい影響を与えます。

 

人望のある上司ほど、部下と一緒に仕事をします。

一緒に仕事をしていれば、部屋も一緒であるのが自然です。

 

部下のしている仕事を近くで見ているからこそ、考えるだけではわからないことがわかるんですね。

 

さて本日もマイペースでいきましょう♫

 

 

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