【仕事のヒント】急成長のリスク!会社の基盤を固めることの重要性!!

仕事のヒント

 

 

7月2日は「うどんの日」だそうです。

本場さぬきうどん協同組合が制定。香川県地方では半夏生(7月2日ごろ)にうどんを食べて、労をねぎらう風習があったことに由来しているそうです。

 

 

本日もご覧いただき、ありがとうございます♫

 

台風が来たとき、折れる大木と折れない大木があります。

 

どちらも大きな大木です。大きさも同じくらい。

 

しかし、台風のような強い風が吹いたとき、一方は折れて、もう一方はびくともしません。

なぜこうした差ができるのか?

 

折れる大木は、根が貧弱で弱いからです。

 

往々にして人工植樹でよく見かける光景です。

基礎が弱く、本当に強い土台が出来上がっていません。

 

人工的な薬品などを使って、成長を早めた木は折れやすくなります。

成長を早めた木は、自然災害に弱い。

 

本来、植物は、土からの栄養を吸収して、土の上の木へと送られます。

根から送られてきた栄養をもとに、茎を伸ばし花を咲かせます。

 

しかし、人工的な薬品などを使っていると、土から吸収しなくても、栄養を取ることができるようになります。

 

栄養は取れますが、根の広がりが小さくなります。

人工的な栄養によって、成長は大きくなりますが、成長は土の上だけ。

 

土の下の根は、貧弱なままです。

 

土の上と下とは、成長の具合がアンバランスになっています。

それに比べ、自然の大木は折れません。

 

自然の大木は、土から栄養を吸収して大きくなります。

大きくなるためには、さらに栄養が必要です。

 

そのとき、根はさらに深く、さらに広く伸びようとします。

その根の深さや広がりは、栄養の吸収力と同時に、力強い土台へと変わっている。

 

土の下が伸びて、次に土の上が伸びる順がきちんとしています。

月日をかけて、成長した土からの栄養をじっくり吸収し、着実に強い根を生やします。

 

これこそが長い時間をかけることの素晴らしさです。

 

本当の成長は自然のように時間がかかりますが、台風が来たときにも折れない木ができます。

 

それは企業でも同じ。

急いで成長する企業は、不況にもろいです。

 

取り急ぎ、売り上げアップを急いでいるので、企業としての土台を作る時間がありません。

売り上げがいいからと、レストラン経営で店舗数を増やし、急拡大するケースがあります。

 

店舗を増やせば、たしかに売り上げも上がることでしょう。

しかし、どこか楽をして、成長を急ごうとする戦略はよくありません。

 

不況が来たときに一気に裏目に出るからです。

急いで広げたため、すべての店舗に気を配る余裕がなくなります。

 

さまざまな障害が一気に表面化します。

社員の教育不足。商品の質の低下。

 

基礎の部分がおろそかになり、赤字経営になってしまいます。

土台が崩れれば、どんなに大きなピラミッドも崩壊してしまいます。

 

本当に急成長をするなら、それ相応の努力が必要なんですね。

 

さて本日もマイペースでいきましょう♫

 

 

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